皆様こんにちは!
広報宣伝部のマオリです。

FM大阪さんにてお送りしている「TENGA茶屋」
そのレギュラーとして活躍中の人気AV女優、紗倉まなさんの
処女作「最低。」が2月に出版されましたがご存知でしたでしょうか?

その文章力の高さから絶賛の声が多くあり私も読むのが楽しみでした。(>_<)♥

※以下、ネタバレ要素を含みますので、本編をお楽しみになりたい方はご注意下さい。

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AV業界で輝かしく活躍されて、仕事に誇りを持って真摯に取り組まれている紗倉まなさんのことなので、
「その業界で華々しく活躍している女優さんのお話かな?」と思っていたのですが、まったく予想と違うストーリーでびっくりしました。

まず、帯に書かれている『そこに落ちたら、もう戻れない』という自虐的な表現が意外でした。

インタビュー記事を調べてみると、どうやら自身をモデルとした小説ではなく
色んな視点で「AV女優として生きる女性」を、まなさんが想像して描いた作品のようですね。

AV女優として生きる4人の女性の物語を、それを取り巻く様々な人物の目線で描かれていますが、
ごく自然な流れでその職業を選択して生きていく女性達ばかりで、まったく暗いイメージではありません。

AV女優として生きる人生の選択をした、19歳の「綾乃」。
AVプロダクションの社長の視点から見た、AV女優「桃子」。
旦那とのセックスレスからAV女優を志した「美穂」。
元AV女優の娘「あやこ」。

どの作品も好きなのですが、
その中でも「綾乃」は、家族にバレてしまって平気そうに見えても、
怒りや悲しみを心の片隅に感じながらAV女優として生きていく姿が、私はとても好きでした。
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「AV女優」という職業に対する後ろめたさ、家族との確執。
本当に普通のどこにでもいそうな女の子が、AV女優として活躍し、進んでいく。

誰にでも承認欲求はあると思いますが、
綾乃は、AV女優という職業を通して承認欲求が満たされているんですよね。

きっとそれって「すごい変わっていること」ではなく誰もが共感する部分があるのではないかと思います。

他3作品も、まなさんの文才が輝く読んでいて心地よい作品でしたので、
是非皆さんもご購入して、読んでみてくださいね♪

以上マオリでした!


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