皆さまこんにちは!
9月20日~12月23日の間、春画展が永青文庫様で開催され、
入場制限がかかるほど大変人気なようですが、皆様行かれましたでしょうか!?

9月20日~12月23日の間、春画展が永青文庫様で開催され、
入場制限がかかるほど大変人気なようですが、皆様行かれましたでしょうか!?

2013年から2014年にかけて大英博物館で開催された春画展「春画 日本美術の性とたのしみ」は
イギリスでも最高ランクの展示会として評価され、世界中で大きな反響がありました。
大英博物館での大成功にも関わらず、「18禁」「性」というハードルにより
日本の名だたる美術館・博物館は開催を見送った結果、
日本の名だたる美術館・博物館は開催を見送った結果、
元首相の細川護熙氏の英断により、
細川家の私設美術館である永青文庫にてようやく開催に至るという経緯がありました。
細川家の私設美術館である永青文庫にてようやく開催に至るという経緯がありました。
開催決定後、数多くのメディアで取り上げられ、
『春画ブーム』が起きている中、
昨日10月5日(月) に 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペースにて
浦上満さん(春画展実行委員)×湯山玲子さん(著述家)×藤原えりみさん(美術ジャーナリスト)御3名方の
春画トークショーが行われたので早速行ってきました!!
予約のチケットもすぐに定員に達したようで、開場後はあっという間に席が埋まってました!
意外にも7割くらいが女性でびっくり!

浦上さんによると、「春画は女性が見ても不快感をあまり感じない。」とのこと。
確かに春画に出てくる女性は幸せそうな表情で、見ていて気持ちが良いですね。
女性も男性も平等に「性」を楽しんでいるように見えます。

作:葛飾北斎
稀に女性が襲われている作品もありますが、男性が醜く描かれ、女性が反撃しているような作品で、
SMを肯定しているものはないので、女性も受け入れやすいということみたいです。
スクリーンに映し出される数々の春画を見ながら3名で春画の歴史や絵師について話して頂きました。
絵師によって、色みや表現が全然違い、その違いを見分けるのも楽しいです。

作:喜多川歌麿
着物の柄、扇子の模様のデザインからいけない恋だったり、若い恋だったり、
この男女はどういう関係性で行為に及んでいるのかが読み取れるようです。
下の国芳さんの作品は周りもとても華やかで、後ろの絵柄は女性が沢山いてお花もありますね。
絵の場所は吉原の寝室で、華やかな女性が男性を誘惑しているように見えます。

作:歌川国芳
また、春画に書いてある文字もよく見てみると、少し読める部分もあります。
「ぺちゃぺちゃ」等の擬音が多いので、そういういう言葉を発見するのも春画の楽しみ方の1つかもしれません。
江戸時代の春画は、みんなでわいわいしながら眺め「楽しむもの」として捉えられていたようです。
確かに美術に疎い私でさえも、作品1つ1つをじっくりみて
下に転がっている紙屑の数を数えて何回戦目なのか想像したり
襖等の絵柄を観ながら関係性を妄想し、かなり楽しむことができました。
春画は本当に、老若男女問わず、多くの方が楽しめるものだと思いますので、みなさんも是非行ってみてくださいね!!
以上マオリでした。
■春画展■

浦上さんによると、「春画は女性が見ても不快感をあまり感じない。」とのこと。
確かに春画に出てくる女性は幸せそうな表情で、見ていて気持ちが良いですね。
女性も男性も平等に「性」を楽しんでいるように見えます。

作:葛飾北斎
稀に女性が襲われている作品もありますが、男性が醜く描かれ、女性が反撃しているような作品で、
SMを肯定しているものはないので、女性も受け入れやすいということみたいです。
スクリーンに映し出される数々の春画を見ながら3名で春画の歴史や絵師について話して頂きました。
絵師によって、色みや表現が全然違い、その違いを見分けるのも楽しいです。

作:喜多川歌麿
着物の柄、扇子の模様のデザインからいけない恋だったり、若い恋だったり、
この男女はどういう関係性で行為に及んでいるのかが読み取れるようです。
下の国芳さんの作品は周りもとても華やかで、後ろの絵柄は女性が沢山いてお花もありますね。
絵の場所は吉原の寝室で、華やかな女性が男性を誘惑しているように見えます。

作:歌川国芳
また、春画に書いてある文字もよく見てみると、少し読める部分もあります。
「ぺちゃぺちゃ」等の擬音が多いので、そういういう言葉を発見するのも春画の楽しみ方の1つかもしれません。
江戸時代の春画は、みんなでわいわいしながら眺め「楽しむもの」として捉えられていたようです。
確かに美術に疎い私でさえも、作品1つ1つをじっくりみて
下に転がっている紙屑の数を数えて何回戦目なのか想像したり
襖等の絵柄を観ながら関係性を妄想し、かなり楽しむことができました。
春画は本当に、老若男女問わず、多くの方が楽しめるものだと思いますので、みなさんも是非行ってみてくださいね!!
以上マオリでした。
■春画展■
コメント